皆さん、はじめまして。2025年4月より勤務しています、藤原大輔と申します。
私は2006年に札幌医科大学を卒業した医師で、現在45歳になります。
簡単に自己紹介をしますと、大学卒業後に東京で初期研修と麻酔科の研修を終了しました。その後滋賀県にて救急医療に3年間従事したのち札幌医大の大学院に在籍、大学院卒業後は息子が鹿児島県種子島へ留学することとなり、これに同行したため、4年間離島医療に従事しました。そして、この4月から息子が鹿追町の中学校に進学することとなり、その関係で当院に勤務する運びとなりました。
集中治療室から在宅まで、東京都港区から離島まで、日本の東西南北で働いた経験が私の財産です。得意なのは一般内科診療以外に肩・膝・腰の痛み(注射)、爪の処置、一般外傷などですが、内科外科問わず対応するように心がけています。モットーは『スピード命』。医療というのはゆっくりやっていたのでは手遅れになることがありますので、迅速に対応することを心掛けています。
さて、日本の医療はこれからどうなるのか考えたことはおありでしょうか? インフレの加速、診療報酬の据え置き、人手不足で、病院運営はますます困難となっています。病院が閉院するニュースをご覧になったこともあるのではないでしょうか。病院はあって当たり前のものではなくなりつつあります。しかし、当院は士幌町の大事な医療インフラであり、「福祉村」の中核です。町民のニーズを正確に把握し、それに沿った医療を提供していく所存です。
政府が進める施策としては、入院から在宅へ、医療DX、疾病予防などがあります。他の病院の後を追随するのではなく、政府の施策を一歩先取りした病院運営を行っていくつもりです。そのためには町民の皆様のご協力が必須です。一緒に良い病院を作っていきましょう。