認定こども園

園児の様子

認定こども園とは

「認定こども園」は、幼稚園と保育園の長所を併せ持つ、新しい形の幼児教育・保育の施設です。集団活動・異年齢交流に大切な子どもの集団を保ち、健やかな育ちを支援します。

文部科学省と厚生労働省では、これまで、幼稚園と保育所等を通じた教育・保育内容の充実、施設共用化のための環境整備、 幼稚園教諭と保育士の資格併有の促進など、幼保の連携促進のための施策に取り組んでまいりました。 こうした連携をさらに進めて、地域の多様なニーズに応え、幼稚園と保育所等のよいところを活かしながら、 制度の枠組みを越えた新たな仕組みとして、平成18年10月に「認定こども園」制度がスタートしました。

なぜ認定こども園なの?

幼稚園と保育園については、近年、保護者の就労の有無で利用する施設が限定されてしまうことや、少子化が進む中、 幼稚園と保育園が地域に別々に設置されていると、子どもの成長に必要な規模の集団が確保されにくいこと、 子育てについて不安や負担を感じている保護者の方への支援が不足していることなどが課題として指摘されており、 制度の枠組みを越えた柔軟な対応が求められています。 このような環境の変化を受け、幼稚園と保育園の良いところを活かしながら、 その両方の役割を果たすことができるような新しい仕組みを創ろうという観点から、 「就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供に関する法律」が制定されました。 この法律に基づき、就学前の教育・保育ニーズに対応する新たな選択肢である 「認定こども園」がスタートすることになりました。

(※文部科学省・厚生労働省幼保連携推進室 資料より)

認定こども園の運営形態

1号認定 ※短時間型保育

入園基準 なし
入園年齢 3歳~5歳
保育時間 早朝保育 7:30~8:50(有料)
通常保育 8:50~13:30
延長保育 13:30~18:30(有料)

土曜 閉園(希望保育を有料で実施)
日祝 閉園
夏休み 7月下旬~8月中旬(25日間)
冬休み 12月下旬~1月中旬(25日間)
給食(月~金曜日) あり(ご飯持参)

2号認定(3歳以上児)及び3号認定(3歳未満児) ※長時間型保育

入園基準 保育を必要とする事由
入園年齢 0(6か月)~5歳
保育時間 早朝保育 7:30~8:50
通常保育 8:50~13:30
延長保育 13:30~18:30

土曜 希望保育を実施
日祝 閉所
夏休み なし
冬休み 12月29日~1月3日(6日間)
給食(月~金曜日) あり(3歳からはご飯持参)
※土曜日は弁当・おやつ持参

注1)ここでの年齢は、年度当初(4月1日)の年齢です。年度の途中で3歳になる子どもは、 1号認定に申し込むことや、年度途中で3号認定から1号認定への変更はできません。

注2)3歳児以上は、年度途中で2号認定から1号認定への変更が可能です。 1号認定から2号認定へ変更するには、「保育を必要とする事由」要件を満たす必要があります。

注3)1号認定では、夏休み・冬休み期間中希望保育を実施します。 (早朝・延長保育は、有料になります。通常保育の時間は、料金がかかりません。)

注4)1号認定の「早朝・延長保育」は、原則5日前までにお申し込みいただきます。