10月4日(火) 士幌町教育研究大会

この日、士幌町内の小中学校の先生方が上居辺小学校に集まり「士幌町教育研究大会」が行われました。昨年度まではコロナのため参集方式で行うことができませんでしたが、今年度は(例年に比べると縮小した形ですが)、感染予防対策をとりながら実施し、リアルでの授業参観を通して授業研究を行うことができました。
どの学級も、算数の授業公開です。教室にたくさんの先生方が入ると密になるため、片方の学年は教室、もう片方の学年は廊下や隣の教室で授業を行う形をとりました。担任の先生が片方の学年で教えている時間は、もう片方の学年は完全に先生が離れる状態になります。そのような中でも、子どもたちは自分でしっかり考え、話し合って学習を進めていました。大勢の先生方に囲まれて、子どもたちも緊張したかもしれませんね。しかし、参観された先生方からも「真剣に考えていた。」「先生が離れている時間に、子どもたちがしっかりと話し合って考えを深め合っていた。」とお褒めの言葉をいただくことができました。嬉しかったですね。

上居辺小学校では、下の2点を柱に、よりよい授業の在り方を先生方で議論してきました。
①「課題提示の工夫」~子どもたちの学習意欲を高めるために「学習課題」(一時間の授業で何を学ぶか)を工夫しよう
②「自力解決の充実」~自分の考えをもち、学習課題の解決に向けて、自分たちで話し合いを深められるようにしよう


授業が「楽しい」「おもしろい」「できないと思ったけどできた!」
こんな時の子どもたちの表情は、とても素敵です。目が輝いています。

子どもたちが「自ら考え」「考えを出し合って、練り合い、深め合い」「『わかった!』『そうだったんだ!』~新たな気付きや考えが深まった」と感じられるような授業づくりを、先生方で力を合わせて、これからも進めています。

※下の写真は、研究会当日のものではありません。別の日に撮った写真です。