士幌町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)
計画策定の背景
地球温暖化を防止するために、温室効果ガス排出削減を規定した国際的な枠組みとして1997年に採択された京都議定書を受け、わが国は1998年に「地球温暖化対策の推進に関する法律」を制定し、国、地方公共団体、事業者及び国民それぞれの責務及び基本方針が取りまとめられました。
2015年12月に採択されたパリ協定では、世界共通の長期目標として産業革命前からの地球平均気温の上昇を2℃未満に抑え、さらに1.5℃未満に抑える努力が必要であることが指摘されました。日本においては、国内における温室効果ガス排出削減と温室効果ガスの吸収量の確保により、2030年度における温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減を目指すことを目標としております。
本町においても、地域全体で2030年度における温室効果ガス排出量を2013年度比で48%削減を目標としていることから、行政の事務事業分野においては国の目標に即し、2013年度比51%削減を目指すことを目標に、省エネの取り組みや再生可能エネルギーの推進等を図ることとしています。
基準年度・計画期間
■ 基準年度:2013年度(平成25年度)
■ 計画期間:2022年度(令和4年度)~2030年度(令和12年度)
削減目標および推進目標
■削減目標【CO2排出量】 □基 準(2013年度):3,361t-CO2 ↓(12%削減:基準年度比) □現状値(2022年度):2,962t-CO2 ↓(39%削減:基準年度比) □目標値(2030年度):1,647t-CO2 ↓(51%削減:基準年度比)
■推進目標 ①再生可能エネルギーの導入 ②建築物におけるZEBの実現 ③省エネルギー基準に適合させるための改修事業 ④LED照明の導入のための改修事業 ⑤公用車における電動車(PHEV、FCV、EV)の導入